繊細でも生きづらくもないけれど…
人と会うと疲れ切ってしまう。これってHSP?
こんにちは、泉水 八音(イズミ カズネ)です。
HSP、という言葉でこの記事を読んでくださっている方はもしかしたら
「人と長い時間一緒にいると疲れてしまう」
「光や音、周囲の環境が気になって集中できないことがある」
「色々な事が心配になって自分の気持ちや考えを伝えることが難しい」
そんな風に考えていることがあるでしょうか。
私も普段からこんな気持ちが沢山で、通常の生活を送るだけで毎日疲れ切ってしまう毎日でした。
ただ、それでもここ数年よく聞くようになっていた「HSP(とても敏感な人)」というものに自分が当てはまっているということに全く思い至りませんでした。
なぜなら…
私は「繊細」でも「世の中が生き辛い」と思ったこともなかったから。
この「繊細」と「世の中で生き辛い」という二つのワード、結構HSPのことを語る時に出てくるワードなんですが、
実は私はこの二つのワードが当てはまらなくて長い事自分がHSPだということに気が付かなかったクチです^^
いや~、だってね!
私、繊細という言葉が当てはまる要素が一つもないくらいズボラで、かなり面倒くさがりなんですもん!
そして40数年生きてきて、「う~~ん、なんか生き辛いなぁ」なんて感じた事一度も無い。
この「生き辛い」って言葉、HSPを言い表す前にもよく聞いてたワードで、ちょっと変わっているとか、地球と馴染めない、なんていう少しスピリチュアルな方面で使われていたイメージが強くて、あまり自分にピタっとくるイメージではなかったんですよね。
この二つの言葉がHSPの絶対的なものを示すものではないというのは理解していますが、ぱっとこの2つを出されると「あれ?私違う…」という先入観が未だにあったりします。
なので、色々自分の中で考えに考えた結果はやはり
「とても敏感」で「とても疲れやすい」
私はこれがしっくりくる気がします。
勿論、「繊細さん」「生き辛い人」という言葉が凄くわかりやすくて、この言葉で「もしかしたら私もそうかも」とたくさんの人が共感したのですから、凄く的確な表現だと思います。
私がそれに当てはまらなかったというだけです…!
人と話した後はグッタリ。嫌われていないかハラハラ。夜は反省会
私が一番HSPで「あるある!」と思うこと、
それが
「人と長時間会うと疲れる」
という点
これについても少しお話したいと思います。
基本的に初対面でも仲の良い人でも、人と長時間話した後は本当にぐったりと疲れます。
話している時は凄く楽しくて、人と会う事も嫌いではないんですが、どれだけ楽しく会話したとしても、盛り上がった後でも、家に帰って一人になると急にぐったりと疲れが襲ってくる。
そしてその後は一人反省タイムです。
「あの時の発言、あれで良かったかな」
「なんか一人ではしゃぎすぎてなかったかな」
「あんな事言わなきゃ良かった…」
と、一人でぐるぐる。
反省会がいきすぎると夜も眠れなくなることがかなりあります。
特になにかあったとかでは全然ないんですよね。
ただ自分が勝手に「人に失礼がなかったどうか」考えて止まらなくなってしまう。
自己肯定感の低さと、人によく見られていたいという想いが強いのが原因のようなのですが、過度に周囲の空気を読んでしまう、読もうとしてしまうHSPの気質があるのかな、と感じています。
どうでしょう?
あなたは「人と会った後、極度に疲れてしまう」
「周囲にどう思われたか気になって仕方ない」なんていうことないでしょうか。
もしあてはまるかもという人がいれば、こういう気質もある、少数ではあるけれど同じ感じ方をする人がいるということを心にとめておいていただければと思います。